企業型 確定拠出型年金の概要

企業型確定拠出年金(通称:企業型DC)は私的年金制度の一つです。
老後の年金受給を現役時代に拠出しておき、その運用結果を老後に受け取れる仕組みです。

米国で1980年から続く401k制度を参考に、日本版401k「確定拠出年金」として2001年に制度化されました。
制度の規制緩和と税制メリット、運用の簡便さから近年導入が進んでいます。

公的年金と私的年金(企業型DC)の違い

公的年金は所得に応じて金額が決まっていますが、私的年金は拠出金額を自由に設定できます(月55,000円まで)。
また今までと同様に全額給与として受け取ることも可能です。
今受け取るのか老後資金に回すのか、自身のライフプランに合わせて活用する制度となります。

公的年金のみの給与

公的年金のみ

公的年金 + 私的年金の給与

公的年金 + 私的年金
(私的年金制度未導入法人で働く方向けの)iDeCoとの違いは厚生労働省の公式ページを参照ください。
個人型確定拠出年金(iDeCo)との違い|厚生労働省

企業型DCは運用が必要

国は自主的な努力を支援しています。
拠出した資産を運用するのは従業員自身の役目です。

草芳会では定期的な資産運用の勉強会を行っており、従業員のお金の知識を高める活動を継続しています。
運用商品の中には元本確保型の商品もあります。
不明な点は病院総務課まで気軽に相談してください!

企業型DCの注意点

  • 公的年金と同様に原則60歳まで引き出し不可
  • 運用によっては元本割れのリスクあり
  • 転職時に移管手続きが必要

マイページからいつでも運用管理

マイページで運用商品の選択および運用実績の確認ができます。
運用口座手数料は病院が負担しているため、従業員の方は別途費用など発生しません。

※ ログインIDは病院総務課からご連絡いたします。
マイページログイン画面
マイページログイン画面

運用商品の一部紹介

分類 商品名
元本確保型 スルガスーパー定期
元本確保型 ろうきん定期
国内株式 DCグッドカンパニー(社会的責任投資)
国内株式 フィデリティ 日本成長株ファンド
国内株式 野村株式インデックス225
海外株式 インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
海外株式 DIAM外国株式インデックスファンド
海外債券 野村外国債券インデックスファンド
海外債券 インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券1年決算型
内外株式 キャピタル世界株式ファンド
内外資産複合 三菱UFJ ライフ・バランスファンド(安定型)
内外資産複合 三菱UFJ ライフ・バランスファンド(成長型)
※ 上記は一部です。マイページの「運用商品一覧」から全ての商品を確認いただけます。

担当ファイナンシャルプランナーによる 資産運用相談

NISAをやっている私が企業DCを始めた理由。

シリーズNo.01

企業型確定拠出年金の不安にならない始め方。

シリーズNo.02

企業型確定拠出年金で貯めたお金の使い道。

シリーズNo.03

ファイナンシャルプランナー

河原 一友 (KAWAHARA Kazutomo)

1986年生まれ/埼玉県出身。
大事故に巻き込まれた際、保険に救われた経験から保険業界へ転職。
前職は医療給食の営業。1児の父。

河原さんへの無料相談依頼はこちら。

よくあるご質問

Q確定拠出年金を始めたい場合どうすればいいですか?
A病院総務課までお気軽にご連絡ください。
手続きに1ヵ月ほど掛かります。
Q掛金を増やしたい/減らしたい。
A病院総務課までご連絡ください。
毎年4月末までに申請いただき5月分(6月支給)給与から反映となります。
Q運用商品の選択でどれがいいか分からない…
A担当ファイナンシャルプランナーの河原様へご相談ください。相談無料です。
総務課でもご案内いたします。
Q転職/退職する場合はどうすればいいですか?
A病院総務課へご連絡ください。
自動で勤務先へ移管となりません。必ず現在の勤務先で手続きの上、転職ください。
Q勤務先および運用機関が破綻した場合どうなりますか?
A公的年金と同様に国の法律により資産が保全されており影響はありません。