リハ科統括科長挨拶
ただ体を動かすのではなく生活までフォロー
三芳野病院に勤めて1年後、理事長から
「トレーニング好きなスタッフはいるか?」
と声を掛けられたのがきっかけで、リハビリ室の立ち上げから関わってきました。
私自身が心臓にペースメーカーが入っており、私の父が倒れマヒが残った経験があるため、
不安を抱えている患者さんやご家族の気持ちがよく分かります。
特にリハビリの段階になり、体がだんだんと動くようになると生活の不安が増してきます。
そういった気持ちを察し、リハビリをしながら介護保険や身体障害認定の話をすることで、
前向きな気持ちでリハビリに取り組めるようになります。
時には行政や他の詳しいスタッフに繋げたりするのも私たちの大切な仕事の一つです。
「自分の家族だったら」
この言葉を自分に問いかけながら、これからも患者さんと会話をし、
私たちに求められていることは何かをスタッフと共に考え続けていきたいと思います。

矢島 佑
長野県出身/理学療法士/3児の父
サッカー、総合格闘技などを通しスポーツトレーナーに憧れ理学療法士を目指す。
父親が倒れマヒが残った経験や自身の心臓の病気から、
患者さんが今本当に困っている事を解決する仕組み作りを目指し奮闘中。